元SEが断言!「手放せない事務仕事」の9割は思い込みです
こんにちは。アージュスタイルの山田亜希子です。
事務代行の導入を検討されている経営者の方と お話ししていると、必ずと言っていいほど この言葉が出てきます。
「山田さん、うちの業界は特殊なんです」
「この仕事は、長年の勘がないとできないんですよ」
まるで、その業務が誰にも触れられない「聖域」であるかのように。
お気持ちは、よく分かります。
独自ノウハウや業界の慣習、 あなたが長年培ってきた経験則。
これらを他人に理解してもらうのは難しいと 感じるのは当然のことです。
ですが、元システムエンジニアの私から見れば、 それはアウトソーシングできない理由にはなりません。
これまで30社以上の業務プロセスを見てきましたが、 「本当に分解不可能な特殊業務」には、 まだ一度も出会っていません。
今日は少し厳しいことを言わせてください。
「うちの業務は特殊だから人に任せられない」
この言葉は多くの場合、業務を整理することを放棄した「思考停止」のサインです。
ドキッとした方もいらっしゃるかもしれません。
でも、安心してください。
どんなに複雑怪奇に見える業務も、必ず「誰でもできる仕事」に変換できます。
今日は、私がSE時代から実践している「業務分解」の思考法をシェアします。
「特殊」の正体は「未整理」
システム開発の現場では、どんなに巨大なシステムも、最小単位のプログラムコードに分解して作ります。
ビジネスも同じです。
あなたが「特殊」だと感じている業務。
その正体は、「プロセスが可視化されず、頭の中だけで処理されている状態」(ブラックボックス化)に過ぎません。
例えば、「お客様対応」という業務。
「阿吽の呼吸が必要」と言われますが、分解してみるとどうでしょう?
お客様対応の「因数分解」
- メールを受信する
- 内容を読み、カテゴリに分類する
- テンプレートを選んで書き換える
- 送信する
ひとつひとつの動作は、決して特殊ではありませんよね?
「特殊」に見えているのは、これらが団子状態になっているからです。
SE流「業務分解」3つのステップ
では、どうすれば手放せるのでしょうか?
ここでのポイントは、全部で3つです。
業務分解・3ステップ
【1】「入力」と「出力」を決める
何がきっかけで始まり(入力)、 どうなれば完了か(出力)。
まずゴールを明確にします。
【2】「動作」レベルまでバラバラにする
「資料を作る」ではなく、「Excelを開く」「コピペする」「保存する」まで 細かく分解します。
ここまでやれば、新人にでも任せられます。
【3】「勘」を「ルール(If/Then)」にする
熟練者の「勘」も、実は論理の積み重ねです。
「もし金額が10万円以上なら(If)、承認を得る(Then)」
このように条件分岐を書き出せば、あなたの「勘」は「マニュアル」に変わります。
曖昧さを排除して、自由を手に入れる
「マニュアルを作るなんて面倒だ」
そう思われるかもしれません。
しかし、一度この分解作業をしてしまえば、その業務はあなたの手を離れ、勝手に回る「システム」になります。
私はSE時代、複雑怪奇に絡まったプログラムを何度も解読し、修正してきました。
その経験から、断言できます。
絡まり合ったコードを一行ずつ読み解くように、あなたの業務も必ず解きほぐせます。
「なんとなく」で進めていた業務を、論理の力で解きほぐす。
こうすることで初めて、あなたは雑務から解放され、経営者として「本当にやるべきこと」に集中できるようになるのです。
もし、
「頭では分かっているけど、自分で分解する時間がない」
「どこから手をつければいいか、分からない」
そう思われたなら、一度私たちにご相談ください。
あなたの業務を「マクドナルドのマニュアル」レベルまで分解し、私が厳選したスタッフが、寸分違わず実行できる体制を構築します。
「うちの業務は特殊だから」
そう言いたくなった時は、一度立ち止まって考えてみてください。
「それは本当に特殊なのか?単に分解するのが面倒なだけではないのか?」
こちらの記事が、あなたの「自由」への第一歩になれば幸いです。
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